川崎市八ヶ岳少年自然の家
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八ヶ岳だより
No.43 2013.5 PDFファイルダウンロード(約1.3MB)
八ヶ岳の大自然て・・・
私の親友で都会からこの八ヶ岳の麓へ移り住んだ人がいます。
ある冬に施設の雪かき作業を一緒にやっているときの会話の中で、ふとその人になぜこの冬の厳しい八ヶ岳の麓の富士見町に住もうと思ったの?と聞くと・・・まず一言1年間で春夏秋冬の季節感のとてもある場所だから・・・と言ってました。
私も何気なく日々を過ごしているが、あらためて八ヶ岳の四季を思い返してみました。
春は・・・厳しい冬を乗り越えた木々たちが、少しの春風を感じて一度に芽吹き、周りの空気(酸素)がガラッと変わり、動物たちも美味しい物を求め行動範囲が広がる。
夏は・・・木陰を気持ちいい乾いた夏風が吹き、気持ちがいい〜!あらためて八ヶ岳の優しさを感じるひと時です。
秋は・・・高地で日差しの強い太陽の恵みを沢山浴びた木々たちが気持ちを癒すように静かに紅葉してゆく様は見事だ、動物も春までの分もと沢山食べる。
冬は・・・再び訪れる春に向かって木々達は眠りに入り、動物も我慢の日がはじまる。でも、晴天時抜けるような青空と白銀の世界はとても圧巻。(賀来)
ちょっとお薦めの一冊
『モモ』  ミヒャエル・エンデ 著
時間どろぼうと風変りな女の子の物語ですが、時間について考えさせられるものです。
時間どろぼうによって時間を奪われてしまい、時間に追われ落ち着きを失った人々の時間を、1人の女の子モモが取り返すファンタジーの物語です。
本の中の言葉を少し載せます。
「時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは人間の心の中にあるものなのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。」  (「モモ」岩波書店 抜粋)
この本を読み返すたびに、時間に追われることなく自然の中でゆっくりするひとときを、大切なもの豊かなものに感じています。
〔富士見町と同じ長野県にある黒姫高原の「黒姫童話館」では、作者エンデの資料を常設展示しています。〕
主催事業「車山高原トレッキングと諏訪蔵めぐり」の募集
八ヶ岳自然紀行 「車山高原トレッキングと諏訪蔵めぐり」
・開催日:平成25年7月13日(土)〜14日(日)1泊2日
・内容: 1日目)車山高原から霧ケ峰高原へのトレッキング。夜は、八ヶ岳の満点の星空の下、星座観察。
2日目)高島藩ゆかりの地めぐり(高島城、味噌蔵、諏訪五蔵めぐり)。
詳細はこちら




費用、内容、申し込み方法等、詳細については、ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
あとがき
5月後半となり少し暖かく、自然の家付近の木々の緑も映える季節になってきました。
気温が暖かくなるのにあわせて富士見町の農家では、皆さん一斉に田や畑の作業をし始めました。
山の風景だけでなく、町の風景も様変わりしています。(D)
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八ヶ岳だよりNo.42
八ヶ岳だよりNo.44
最終更新日:2018年03月10日
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